探検隊の備忘録

気になった世の中の動きや活躍している人をメモしていきたいと思います♪

ゼニアル・Z・さとり・・・●●世代について調べてました!

●●世代という名前がいくつかありますね。「ミレニアム世代」という言葉は聞いたことがありましたが、「Z世代」という言葉は初めて耳にしたので●●世代について調べてみることにしました。

f:id:careereer1122:20181127102755j:plain

 

著書「ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉」では、以下のように定義されています。

伝統主義者世代:1928-45年ごろの生まれ(90-73歳くらいの人)
ベビーブーム世代:1945-64年ごろの生まれ(73-54歳くらいの人)
X 世代:1965-70年ごろの生まれ(53-48歳くらいの人)
ゼニアル世代:1977年-1985年ごろの生まれ(41-33歳くらいの人)※1
Y 世代:1980-95年ごろの生まれ(38-23歳くらいの人)
ミレニアル世代:1981-96年の生まれ(37-22歳の人)※2
Z 世代:1995年以降の生まれ(23歳以下の人)

引用元:X 世代(Generation X)や Y 世代、Z 世代とは誰のこと?
※1【あなたは何世代?】ジェネレーションX、ミレニアル、ゼニアルを探るシンプルに生きる - SUSTINA
※2ミレニアルの次は何世代? そもそも定義は何のため? | BUSINESS INSIDER JAPAN

 

一方、日本の●●世代はこんな感じです。

団塊世代:1947-49年生まれ(71-69歳の人)
しらけ世代:1950-64年生まれ(68-54歳の人)
新人類:1950年代後半-64年生まれ(65前後-54歳の人)
バブル世代:1965-69年生まれ(53-49歳の人)
団塊ジュニア氷河期世代):1970-84年生まれ(48-34歳の人)
ゆとり第一世代:1987-89年度生まれ(31-29歳の人)
ゆとり・さとり世代:1989-95年度生まれ(29-23歳の人)
ゆとり世代:1996-2003年度生まれ(22-14歳の人)

引用元:「団塊」「バブル」「ロスジェネ」「ゆとり」… サラリーマン世代論 :日本経済新聞
ゆとり世代の特徴・さとり世代との違い - 年齢・年代はいつから?| ビヨンド(Beyond)

 

しらけ世代:1950-64年生まれ(68-54歳の人)

しらけるごとく、何事にも関心や感動をもたない世代が生まれた背景には何があったのでしょうか。1980年にピークを迎えたオイル・ショックにより高度経済成長が終わり、1972年に起こった浅間山荘事件により学生運動が終わりました。それらの反動からクールな態度が広がって「しらけ」という言葉が流行したそうです。しかし、このときに「オタク」という文化も誕生しています。醒める一方で何かに熱くなった人々がいたんですね。

 

◆X 世代(Generation X):1965-70年ごろの生まれ(53-48歳くらいの人)
 バブル世代:1965-69年生まれ(53-49歳の人)

X 世代について、そもそもなぜ「X」から始まったのか。「Generation X」の由来について2つありました。

「Generation X」を最初に使ったのは、ハンガリー人の世界的に有名な写真家のロバート・キャパRobert Capa/フランス語読みではアンドレフリードマン)さんで、 1950 年代初頭のことだとか。第二次世界大戦後に成長した若者らをテーマにしたフォトエッセイのタイトルに、(当時の人達にとって)未知の新しい世代という意味で使ったそう。

引用元:X 世代(Generation X)や Y 世代、Z 世代とは誰のこと?

 

1991年3月に出版されたクープランドのデビュー作『ジェネレーションX -加速された文化のための物語たち』は彼の同世代を中心に爆発的なヒットとなった。批評家達からは彼らの世代の時代精神を捉えたと賞賛され、小説のタイトル(ジェネレーションX)はそのまま彼らの世代(1950年代末から1970年代初め生まれの世代)の別名となった。

引用元:ダグラス・クープランド - Wikipedia

 

「X」から始まり既に「Z」まで使われてしまったので、「Z世代」の次の世代はなんと呼ばれるのでしょうか。AIが主流となって「A世代」とか、シンギュラリティから来る「S世代」とかでしょうか。気になります。

 

この世代の人々は、SNSだけでなくメールも大切なツール、スマートフォンだけでなくPCも重宝しているという特徴があるようです。また、この世代が大人になったときに流行っていたのが「ディスコ」です。 「ディスコ」って何だろうと検索してみたら、ディスコブームの代名詞「ジュリアナ東京」が、なんと、2018年10月26日に大阪市にオープンしたという情報にたどり着きました。ちょうど子育てや仕事が落ち着き始めたのがバブル世代。かつての華やかな遊びを懐かしみ、刺激を求めた人々が、再びディスコに足を運んでいるのでしょうか。

joshi-spa.jp

 

そこから、「ディスコ」と同じときに流行した「カフェバー」という存在も初めて知りました。男女が「ディスコ」で出会ったあと関係を育むところが「カフェバー」だったんですね。

nikkan-spa.jp

 

バブル世代の人々はどうやったらモテるのかを追求し続け、モテに対して貪欲で正直でオープンだったんですね。

 

◆ゼニアル世代(the Xennials):1977-1985年ごろの生まれ(41-33歳くらいの人)
 団塊ジュニア氷河期世代):1970-84年生まれ(48-34歳)

この世代は他の世代に比べて対象期間が短いです。「X 世代」+「Y世代=ミレニアル世代(millennial)」の間なので「ゼニアル世代(the Xennials)」と呼ばれています。2014年にGood Magazineでサラ・スタンコーブ(Sarah Stankorb)氏が生み出しました。10代はアナログ、20代からデジタルで過ごしている世代です。

 

◆Y 世代(Generation Y):1980-95年ごろの生まれ(38-23歳くらいの人)
 ゆとり第一世代:1987-89年度生まれ(31-29歳の人)
 ゆとり・さとり世代:1989-95年度生まれ(29-23歳の人)

「X世代」の次だから「Y世代」という名前は分かりやすいですね。

ゆとり世代」は、2002年度〜2014年度(高等教育を含む)に実施されたゆとり教育を受けていた世代ということです。私は「ゆとり世代」なのでどんな世代なのかより興味を持って調べてみると、一般的に仕事ができない世代と思われているようです。悲しいですね。確かに、「ゆとり世代の年齢と特徴!あるある6つ&仕事で使えない理由まとめ」にあげられているマイペース、チームプレイが苦手、答えのない問題が苦手、転職志向が多いという点についてはとても共感できました。しかし個人的な意見ですが、苦手なだけで向き合う努力はしています。(笑)

 

では「さとり世代」はどんな世代でしょうか。「“ゆとり世代”で括るのはNG!ゆとり世代の特徴10選と部下との付き合い方|U-NOTE [ユーノート]」によると、山岡拓氏の著書『欲しがらない若者たち』(日本経済新聞出版社・2009)を語る2ちゃんねるのスレッドで生まれた言葉でした。

 

「さとり世代」とは、バブル後の1990年代に生まれ、いわゆる「失われた10年」の間に幼少期を過ごした、現在の10代から20代前半までの若年層の世代的な特徴を表す言葉です。

 

「さとり」という言葉の意味は「物事の真の意味を知ること」で良いことのように思います。しかし「さとり世代」について調べてみると、淡泊、醒めている、欲が少ない、期待しないといったマイナスな見解が多いようです。私は当事者なので、他の世代から見たときに、今の20代はこんなにさとっているように見えることが不思議です。確かに、目標を持って突き進んでいる人と、なんとなく毎日を過ごしている人と、二極化しているような気がするのは私だけでしょうか。また、コストパフォーマンスを重視するという特徴もありました。その結果、真に価値あるモノ、コトに正当な評価が集まるようになれば原理原則に沿った経済になるので、良い部分もありますね。

 

◆ミレニアル世代(The Millennial):1981-96年の生まれ(37-22歳の人)

Y世代とほぼかぶっていますがあえて分けてみました。ちょうど2000年以降に成人を迎える世代のことを指していて、1000年紀という意味の名詞「ミレニアム(millennium)」が形容詞として「ミレニアル(Millennial)」となったのではないかと言われています。

 

◆Z 世代(Generation Z):1995年以降の生まれ(23歳以下の人)
 脱ゆとり世代:1996-2003年度生まれ(22-14歳の人)

2011年、ゆとり教育の反省を活かした現在の学習内容が定められたので、ゆとり世代から脱ゆとり世代に移り変わりました。ゆとり教育に比べて総授業時間数が、小学校6年間で278時間、中学校3年間で105時間増えたのです。1ヶ月あたり3~4時間増えただけですが、6年間、3年間になるとその差は大きいですね。

 

日本の世代が切り替わるときは、義務教育の指針が変わったときでした。それだけ教育は、どんな大人になるのかにとても影響していることが分かりました。今後は2020年に教育改革が待っています。教育が洗脳とならず、一人一人が達成経験を積んで自分の可能性を信じられるような、伸び伸び学べる環境が作られることを願っています。

 

【参考】

www.jscore.co.jp

sustina-simple-life.com

www.nomura.co.jp