探検隊の備忘録

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エクスポネンシャル思考を取り入れて飛躍的な成長を遂げる人になる

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『エクスポネンシャル思考』(齋藤和紀著・大和書房)

 

これからの時代に必要になるエクスポネンシャル思考を紐解いてみる | J.Score Style - 人生の選択肢を広げるFinTechメディア」という記事で紹介されていた著書です。「エクスポネンシャル思考」?と首を傾げつつ、必要と言われたら気になってしまいますよね。「エクスポネンシャル思考」についてはこのように説明されていました。

 

エクスポネンシャル思考

外部環境の変化を捉えてテクノロジーを俯瞰し、その考察に基づく「ムーンショット」を掲げて飛躍的に成長するために必要なこと


ここで「ムーンショット」とは何かと新たな疑問が出てきます。「ムーンショットはなぜ重要なのか?目標管理の考え方 | tabanel」という記事での説明です。

 

ムーンショット

未来から逆算して立てられた、斬新な、困難だが実現すれば大きなインパクトをもたらす壮大な課題、挑戦のこと

 

なぜこのような意味になったかというとアポロ計画に由来します。1961年5月、ジョン・F・ケネディ大統領が「10年以内に月面に人類を着陸させ無事に地球に帰還させる」というアポロ計画を宣言し、8年後に達成しました。この「月面への打ち上げ=ムーンショット」は、当時の技術レベルでは誰もが実現不可能だと思っていたほど大きな目標でしたが、それを見事に成し遂げたことから「ムーンショット」という言葉が生まれました。かっこいいですね。

 

そもそも「エクスポネンシャル」を直訳すると「指数関数的」です。指数関数のグラフが急上昇するカーブを描くように、飛躍的な発展を遂げるメカニズムを指す概念です。

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それでは、どのように「エクスポネンシャル思考」を身に着け、アポロ計画のように壮大なビジョンを達成することができるのでしょうか。「未来を読み解くキーワード「エクスポネンシャル」とは?シンギュラリティ大学卒、佐宗邦威氏の講演を受けて | CAREER HACK」にヒントがありました。

 

自社の持っているアセット(資産)を最小限にし、クラウドや知恵やお金を含むあらゆるリソースを外部調達することによって、フレキシブルなアクションを常にできるようにしておく

 

これは成長を実現する企業について書かれています。このことを個人に置き換えると、

 

個人のアセット(資産)を最小限にし、あらゆるリソースを周りの環境や人から調達することによって、柔軟に行動できるようにしておく

 

と捉えることができると思います。つまりスポーツに例えると、1人で野球もサッカーもバスケットボールも上手くなろうとするのではなく、野球でピッチャーが上手い人、サッカーでシュートを決める人、バスケットボールでセンターに向いている人など得意とする人と手を組み、野球、サッカー、バスケットボールそれぞれの競技で最強軍団を作れる状態にして、どの競技でもいつでも試合ができ勝てるようにしておくということでしょうか。自分はプロフェッショナルな人と人とをつなぐハブとなるのです。

 

さらに続きがあります。

 

一方で、外部資源をフレキシブルに活用し、「エクスポネンシャル」な成長を実現するために最も重要なことは、「アポロ計画」のような野心的なミッションをデザインし、発信することであることにも言及していた。

 

自分自身が燃える目標を明確に描き、一方的ではなくナラティブに伝えていくことが大事ということですね。

 

様々な記事を参考にして考えてみましたが、まだ『エクスポネンシャル思考』は読んでいないので読んでみたいと思いました。